2017/2/6付でホンダの国内における二輪総合販売会社である株式会社ホンダモーターサイクルジャパンから国内の二輪販売網を再構築する発表がありました。
2018年4月より現在5つの販売体制を、「ホンダドリーム」と「ホンダコミューター」の2チャネル体制へと一新するとの事。

これは250ccクラスを境にして、ホンダドリーム店ではスポーツモデルを中心にしたフルラインナップを、ホンダコミューター店では250cc以下の小型モデルのみを販売する事で棲み分けを行う予定との事です。
ホンダからのプレスリリースはこちら
実はこれには伏線があって2016年10月にカワサキからも同様な国内販売網再編のプレスリリースがあり、400ccを境にして400cc超のモデルは新たに展開するカワサキ専売店で400cc以下はカワサキ特約店で取り扱う事になる発表があったのでした。
カワサキからのプレスリリースはこちら
意外と知られていない事実。
カワサキは他の国内3メーカーと違って元々、大型バイクの比率が高かったので400cc以上のモデルを専売店で販売する事になっても、それほど影響は無いでしょうがホンダはそうはいきません。
過去に公開したブログ内でご紹介した登録台数推移のグラフからも分かる通り、原付一種(主には50ccスクーター)の登録台数は小型二輪(250cc超モデル)の4倍近くになります。

130110_オートバイ登録台数推移グラフ posted by (C)MOTOARCADIA
近年、「バイクが売れない
」というメーカーの悲痛な叫びをよく耳にしますが、売れていないのはいわゆる50ccスクーターであって、250cc超の小型二種は横ばいとなっているのが現状です。
原付一種はカワサキを除く国内3メーカーにとっては稼ぎ頭であり(登録台数ベースの話であって利益率としてはあまり業績に貢献していないそうですけど
)、今でも無視できない存在となっています。
ヤマハは昨年末に50ccスクーターを最大のライバルであるホンダから調達して国内での経営資源の見直しを行う事を発表した事は記憶に新しいところですが、専売店のヤマハスポーツプラザ(YSP)を擁しているので、ホンダと同じく販売網の整備を行う事も十分に予想されます。(※ 個人の感想です)
また国内4メーカー直系の専売店以外にスクーターからビックバイクまで販売から修理・整備までなんでも行う、いわゆる『街のバイク屋さん(量販店)』の動向も気になるトコロです。
ボクの地元、浜松市はホンダ・ヤマハ・スズキのお膝元という事もあって昔から多くの『街のバイク屋さん』があります。
今から30年ほど前に勃発した『HY戦争』の頃には日本一の販売台数を記録
した販売店もあると聞いたことがあります。
これらの『街のバイク屋さん』は専売店が増加してくるまでは色々なメーカーやジャンルのバイクが常時展示されていることが多いので、お客さんらが気軽に立ち寄って興味のあるモデルを比較検討したり、店員さんや常連客らが気軽に集ってお喋りを楽しむ社交場の機能も併せ持っていました。
今後はこれらの『街のバイク屋さん』では250cc超のバイクを販売できくなる(お客さんの立場からは買えなくなる)可能性が出てきました
ある意味、『街のバイク屋さん』にとっては死活問題です。
伝え聞いた話によると浜松市内の販売店の中には、ホンダ製の250cc超バイクを販売したいがためにホンダドリーム店として新規出店を検討している会社もあるとの事。
しかし、ホンダドリーム店の出店にあたっては主要都市内では原則1店舗,ドリーム店同士は50Km離れていなければならないなどの要件があるそうです(最新の出店要件と違っていたらスイマセン
)
静岡県内には浜松市・静岡市・富士市にドリーム店があるので、前述の条件を満たすためにはホンダドリーム店空白地帯である豊橋市辺りでないと出店条件を満足できません
Hamazoブログを利用している浜松市内のバイク販売店の方が、このブログ記事を目にしてくれたら、このホンダ販売網の再構築についてどう思っているのか聞いてみたいなー
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2018年4月より現在5つの販売体制を、「ホンダドリーム」と「ホンダコミューター」の2チャネル体制へと一新するとの事。

これは250ccクラスを境にして、ホンダドリーム店ではスポーツモデルを中心にしたフルラインナップを、ホンダコミューター店では250cc以下の小型モデルのみを販売する事で棲み分けを行う予定との事です。
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実はこれには伏線があって2016年10月にカワサキからも同様な国内販売網再編のプレスリリースがあり、400ccを境にして400cc超のモデルは新たに展開するカワサキ専売店で400cc以下はカワサキ特約店で取り扱う事になる発表があったのでした。
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カワサキは他の国内3メーカーと違って元々、大型バイクの比率が高かったので400cc以上のモデルを専売店で販売する事になっても、それほど影響は無いでしょうがホンダはそうはいきません。
過去に公開したブログ内でご紹介した登録台数推移のグラフからも分かる通り、原付一種(主には50ccスクーター)の登録台数は小型二輪(250cc超モデル)の4倍近くになります。

130110_オートバイ登録台数推移グラフ posted by (C)MOTOARCADIA
近年、「バイクが売れない


原付一種はカワサキを除く国内3メーカーにとっては稼ぎ頭であり(登録台数ベースの話であって利益率としてはあまり業績に貢献していないそうですけど

ヤマハは昨年末に50ccスクーターを最大のライバルであるホンダから調達して国内での経営資源の見直しを行う事を発表した事は記憶に新しいところですが、専売店のヤマハスポーツプラザ(YSP)を擁しているので、ホンダと同じく販売網の整備を行う事も十分に予想されます。(※ 個人の感想です)
また国内4メーカー直系の専売店以外にスクーターからビックバイクまで販売から修理・整備までなんでも行う、いわゆる『街のバイク屋さん(量販店)』の動向も気になるトコロです。
ボクの地元、浜松市はホンダ・ヤマハ・スズキのお膝元という事もあって昔から多くの『街のバイク屋さん』があります。
今から30年ほど前に勃発した『HY戦争』の頃には日本一の販売台数を記録

これらの『街のバイク屋さん』は専売店が増加してくるまでは色々なメーカーやジャンルのバイクが常時展示されていることが多いので、お客さんらが気軽に立ち寄って興味のあるモデルを比較検討したり、店員さんや常連客らが気軽に集ってお喋りを楽しむ社交場の機能も併せ持っていました。
今後はこれらの『街のバイク屋さん』では250cc超のバイクを販売できくなる(お客さんの立場からは買えなくなる)可能性が出てきました

ある意味、『街のバイク屋さん』にとっては死活問題です。
伝え聞いた話によると浜松市内の販売店の中には、ホンダ製の250cc超バイクを販売したいがためにホンダドリーム店として新規出店を検討している会社もあるとの事。
しかし、ホンダドリーム店の出店にあたっては主要都市内では原則1店舗,ドリーム店同士は50Km離れていなければならないなどの要件があるそうです(最新の出店要件と違っていたらスイマセン

静岡県内には浜松市・静岡市・富士市にドリーム店があるので、前述の条件を満たすためにはホンダドリーム店空白地帯である豊橋市辺りでないと出店条件を満足できません

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