2025 名古屋モーターサイクルショー観覧記1(ホンダ編)

MOTOARCADIA

2025年04月08日 12:01

4/5(土)は愛知県の愛知県国際展示場で3日間にわたって開催された『名古屋モーターサイクルショー2025』に午後から会場入りするスケジュールで、愛車2号機のトライアンフ・タイガースポーツ660を駆って観覧しに行ってきました。

既にメーカーのSNSや多くのメディアで紹介されているので新鮮さは皆無ですが、当日の模様を写真多め、文章少なめ、内容薄めですがボク目線で8部構成でお届けします。

午前中は家庭の事情で我が家のCEO(妻ともいう)から留守番を仰せつかったので、妻が帰宅後にすぐに出発して三ヶ日ICから東名高速道路へ。
途中、美合PAのマクドナルドで昼食を食べて中部国際空港セントレアに隣接する【愛知県国際展示場】には13:30に到着しました。

意外と午後から会場入りする人が多い事に驚き





今年も前売り券を購入してあったのでリストバンドを受領し展示場内へGO



今回もボクの趣味むき出しでお届けします

まずはパート1のホンダ編からどうぞ。



ここ数年、ホンダからはボクの好みにはマッチしない(スーパースポーツやロードスポーツ)ではないニューモデルばかりの展示で、国内外の競合メーカーの後塵を拝していた感のあるホンダでしたが、今年は先に開催された大阪モーターサイクルショー/東京モーターサイクルショーでサプライズなワールドプレミアムを果たした『CB1000F Concept』がショーの話題を独占した感があり、ボクの興味もこの1台だったといっても過言ではありません。



先に国内でも発売開始された『CB1000ホーネット』をベースに神話化された往年の『CB900F/750F』のイメージを投影した新時代のCBです。



このモデルの登場によって、これまでCBのトップモデルだった『CB1300SF』系は生産終了となる事も併せて発表されています。

カワサキから『Z900RS』の登場を皮切りにスズキからは『KATANA』,ヤマハからは『XSR900』など往年の名車を現代的な解釈で蘇らせたネオクラシックモデルが人気ですが、ホンダからもようやく真打ち登場となり4メーカーすべてで出揃いました。

当初はこのモデルに懐疑的だったボクですが、実物を見て「これなら往年のCB-Fファンも納得するんじゃないかな」と思った次第

1980年代に登場したスペンサーレプリカのCB-Fやバリバリ伝説の主人公・巨摩郡の愛車だった空冷4発のCB-F(FB)でなければCB-Fじゃないと思っているファンも相当数いるのでしょうが、そういうユーザーはリスクを覚悟で骨董品と化した空冷CB-Fに拘って乗ったり所有すればいいし、当時の雰囲気を感じつつ代的な解釈で新造されたCB-Fを望むライダーも相当数いるでしょうから、これはこれで売れそうな予感

早速、モリワキからも鉄馬レースに準じた改造を施されたレース車も展示されていたし。





そして昨年の欧州モーターサイクルショー(通称、EICMA)で発表されたV型3気筒・850ccエンジンに電動過給機を装着したストリップ状態のコンセプトモデルも展示されていました。







まだ、どんなモデルに採用される新技術かは公表されていませんが、電動過給機は欧州メーカーの乗用車等で既に実用化されていることから、技術的にはそれほど問題なく市販化されそうです。

個人的には850ccという、2027年から変更されるモトGPクラスの排気量と合致することからホンダはモトGPでも長年使い慣れたV型4気筒からV型3気筒に変更されるのではという期待もありますが

他には脱内燃機関を目指して実験的な意味合いが強いEVバイク『EV Fun Concept』。



全日本モトクロス選手権や全日本トライアル選手権に参戦中のEV競技用モデルも展示されていました。



ここ数年、パッとした成績が出ていないモトGPのRC213Vは控えめにホンダ純正ケミカル『Pro HONDA』の広告塔としてカラーリングされて展示。



CBR1000RR-Rは鈴鹿8耐を制したバイクではなくて、RC213Vと同じく『Pro HONDA』のカラーリングを施されたモデルが並んで展示されていました。
大阪会場や東京会場では全日本参戦マシンなども展示されていたそうですが、名古屋会場にはそれらの姿は見られませんでした



市販車としてはクラッチレバー操作を廃した『E-Clutch』を採用したCBR650Fや、そのシステムのカットモデルに注目





スーパースポーツ好きの興味を引くCBR1000RR-RやCBR600RRの展示はありませんでしたが、初代CBR900Rのカラーリングを採用したCBR250RRがニューカラーモデルとしてお披露目。



まぁ、レースイメージを求めないユーザー層に向けては好意的に受け入れられそう

と、駆け足で2巡して見て回りました(まぁ、それなりに混雑してましたので)

将来を見据えた新技術の開発と、今現在で実用化できる技術の採用と2極化した感のある今年のホンダブースでした。

パート2つづく。

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