MOTOARCADIAのときドキッ！ バイクライフ

東京オリンピック開催期間中に第５波ともうべき感染爆発となった新型コロナウイルス感染者数ですが、９月中盤から減少に転じたことで10月から首都圏をはじめ静岡県にも発令されていた新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言が全面解除されました。
県をまたぐ移動の制限が解除されたのを受け、ボク自身もコロナワクチンの２回接種も済ませたことから、３密回避に配慮しながらコロナ禍でのツーリングを楽しむ事にします。
緊急事態宣言が解除されても外出時にはマスクの着用はライダーとして最低限のマナーですよ

10月中旬のある日、自動車業界を震撼させている半導体の世界的な供給不足の煽りを受けてボクが勤務する自動車部品会社でも開店休業を余儀なくされてしまったので半ば強制的に有給休暇を取得させられて、この時期ならではの楽しみである秋の味覚である栗ざんまいツーリングを楽しんできました。

当日の模様を６部構成のダイジェストでお届けしているパート５です。
ひとつ前に公開したパート４はこちら。


馬籠宿をあとにし、国道19号線が供用される前の幹線道路であった県道７号線の旧中山道を妻籠宿方面へ向けて走行して行きます。
江戸時代にはこの県道７号線すらなかった石畳や獣道といっても差し支えの無さそうな狭い道幅を多くの旅人が利用していたと思うと、今は便利になったとしみじみと思います。

現代でも国内外の観光客が江戸時代の旅人が通行した馬籠宿～妻籠宿間の旧中山道を徒歩でハイキングしている姿を見かけます。


DSC03996 posted by (C)MOTOARCADIA

まもなく岐阜県と長野県との県境となる標高790mの馬籠峠に到着。



昔はきっと茶屋などがあったんでしょうねぇ

馬籠峠を過ぎ長野県に入ると間もなく右手に【男滝・女滝】が現れます。

吉川英治著『宮本武蔵』の作中で若き日の”宮本武蔵”と武蔵を慕う同郷の幼なじみである”お通”が運命の波に翻弄されながらも再会して、江戸に向かう途中で立ち寄る場面が描かれています。

●男滝

DSC05351 posted by (C)MOTOARCADIA

●女滝

DSC05355 posted by (C)MOTOARCADIA

江戸時代の中山道はこの滝つぼ脇を通っていたそうで、危険と隣あわせだったそうです。

『宮本武蔵』はボクの愛読書のひとつであるので、いつか作品中の武蔵の足跡をたどるツーリングなどができたらいいなぁ

最終話のパート６に続く。

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