7/8(土)は静岡市にある駿府城跡で文化事業として行われている天守台発掘作業の体験参加をしてきました。
これは明治時代に帝国陸軍により埋め立てられ更地化された本丸の一角にある天守台発掘調査現場で、市の職員に教わりながら実際に発掘や瓦の拓本(たくほん)取りができる体験です。
2016年から発掘作業が始まり新聞や県内TV局のニュース番組で取り上げられるにつけ、城郭巡り好きなボクとしても機会があればボランティアで参加したいと願っていたところ、2017年の6月から10月の間に、4回/月のペースで合計20日の期間限定で一般の方にも参加する機会が与えられるという事を知り、事前予約をして参加してきました

久々に前夜からテンションMAXです

当日は午前中に所用を済ませ昼前から浜松市内をヤマハYZF-R25で出発
車
で行こうかとも思いましたが、駿府城周辺には低料金の駐車場
が少なく、バイクなら駿府城公園内に停められるのでバイクで行きます。
東名高速道路を利用し途中、リニューアルされた牧之原SAで昼食を食べて行きます。
以前、レストランだったフロアがフードコート化された様で、カフェを含め4店舗が入居しています。
その中から【駿河の恵】さんで『家康 勝どき膳(¥980)』を注文。

DSC06137 posted by (C)MOTOARCADIA
全国の高速道路網で開催中の『ハイウェイ・ソウルフルフード・戦国バトル』への出品メニューだそうです。
当日は真夏日を記録する暑さで食欲も落ちていたので、自然薯のとろろ汁でサッパリと食べられました。
っが
、しかし
写真右上に写る小鉢の料理が鯖の味噌煮だと思ったら苦手な茄子の田楽で大ごさーーん

しっかりと確認してから注文しなくっちゃネ
食後は静岡ICで東名高速道路を降り、一般道で駿府城跡へは13時に到着。

14時からの参加枠で申し込みしてあったので、発掘現場の様子やこれまでの発掘作業で見つかった往時の瓦の一部などを展示する情報館『きゃっしる』内で涼みながら開始時間まで待機します。

DSC06140 posted by (C)MOTOARCADIA
体験参加した前日の7/7(金)から一般展示された金箔瓦。

DSC06144 posted by (C)MOTOARCADIA
これまでの発掘作業で姿を見せた天守台4辺のうち西側の一辺。

DSC06145 posted by (C)MOTOARCADIA

DSC06152 posted by (C)MOTOARCADIA
石垣は徳川家康が築城した当時から幾度となく改修が行われた事で規模や石の積み方が場所場所で違うのが見て取れるそうです。
また明治時代に入ってから帝国陸軍により破却されてしまったことから上側の一部は往時から低くなっているそうです。
これらはしっかりと資料として残っているので確認できたそうですよ。
また駿府城の天守台は江戸城の天守台よりも大きく、天守台だけで見れば国内最大規模だったそうです。
ただし、天守台に築かれた天守閣は天守台の4辺を廊下で繋がった廓(くるわ)で囲まれ、その内側に5層ほどの天守閣がある国内では例を見ない輪郭式の天守閣構造であったと推察されています。
詳細は図面などは現存せず、絵巻や屏風に描かれた絵柄からその様に推察されているそうですが、正確な情報では無いのでそれが天守閣再建の障害になっているのも事実だそうです
14時からの体験参加者はボクを含め15名ほどでガイドブックと参加記念品として缶バッチを頂きました。

DSC06188 posted by (C)MOTOARCADIA
受付の後は『きゃっしる』内で発掘事業の紹介ビデオ上映や、これまで発掘された展示品の説明の後、いよいよ一般者は立ち入れない天守台の中央部分へ移動します。

DSC06156 posted by (C)MOTOARCADIA
ボクの希望としては石垣の周りの土をスコップなどで掘りかえす作業かと思っていましたが、それらは重機で行うとの事で天守台中央部分で明治時代に埋め立てられた部分を『じょれん』という農具で土を削るようにして発掘作業をしていきます。

DSC06163 posted by (C)MOTOARCADIA
発掘作業員の中に混じって農作業のオバサンが一人いるよぅ
石などがゴロゴロと埋められているのですが、その中に往時の瓦の破片や遺構が混ざっているとの事で、さながら宝探し
の様相です
市の職員さんも「宝探しでは無いので見つからなくてもガッカリしないでくださいね
」と言っていましたが、そうはいっても折角参加しているのであれば1つ位は何かを掘り当てたいというのが人情というもの
隣でお子さん達が次々と瓦などの破片を見つけるにつけ、闘争心に火
が点きましたが、発掘品は全て文化財となり、お土産に持ち帰る事は出来ませんのであしからず
実質、15分くらいの作業時間でもっとやりたい気分でしたが、あくまでも体験作業なのでこの位の時間が適正なのかもしれませんね
発掘作業の後はエアコン
の効いた部屋に案内されて、これまでの発掘作業で見つかった瓦などにある刻印で拓本を取る体験を行います。

DSC06170 posted by (C)MOTOARCADIA
形の違う数種類の拓本をとり、これらは発掘体験記念しおりに貼ってお土産として頂きました。

DSC06171 posted by (C)MOTOARCADIA
全てのプログラムを1時間ほどで行い、今回の駿府城天守台発掘体験は全て終了。

DSC06173 posted by (C)MOTOARCADIA
9月,10月の申し込み枠にはまだ空きがあるそうで、その頃には石垣の発掘作業も進み今とは違う景観の中で発掘体験が行える予定との事。
いつもならここで発掘体験の告知ページなどのリンクを貼るトコロですが、ボクは最近、戦国時代に興味を持ち始めた甥っ子を連れて再び参加したいと目論んでいるので、参加申し込みの倍率を高めないためにも詳細は教えてあげないよっ、ジャン

平成になって再建された東御門や巽櫓,坤櫓は今回は観光せず。
どんな建物かを知りたい方は昨年、訪れた際のブログをご覧ください。
MOTOARCADIAは『にほんブログ村』に参加しています。
いつも当ブログを訪問して下さるマニアックな方はお気に入り登録後に下のボタンをポチッと,偶然当ブログに辿り着いてご覧になったブログ内容が気に入った方も下のボタンをポチッと押してランクアップにご協力をお願いします。

にほんブログ村
またfacebookもやっています。
是非、下の『いいね!』ボタンを押してお友達にシェアをお願いします。
当ブログをスマートフォンで閲覧される場合は写真が縦長ぎみに表示されることがあります。その場合はスマートフォンを横向きにして閲覧下さい。
これは明治時代に帝国陸軍により埋め立てられ更地化された本丸の一角にある天守台発掘調査現場で、市の職員に教わりながら実際に発掘や瓦の拓本(たくほん)取りができる体験です。
2016年から発掘作業が始まり新聞や県内TV局のニュース番組で取り上げられるにつけ、城郭巡り好きなボクとしても機会があればボランティアで参加したいと願っていたところ、2017年の6月から10月の間に、4回/月のペースで合計20日の期間限定で一般の方にも参加する機会が与えられるという事を知り、事前予約をして参加してきました


久々に前夜からテンションMAXです


当日は午前中に所用を済ませ昼前から浜松市内をヤマハYZF-R25で出発

車


東名高速道路を利用し途中、リニューアルされた牧之原SAで昼食を食べて行きます。
以前、レストランだったフロアがフードコート化された様で、カフェを含め4店舗が入居しています。
その中から【駿河の恵】さんで『家康 勝どき膳(¥980)』を注文。

DSC06137 posted by (C)MOTOARCADIA
全国の高速道路網で開催中の『ハイウェイ・ソウルフルフード・戦国バトル』への出品メニューだそうです。
当日は真夏日を記録する暑さで食欲も落ちていたので、自然薯のとろろ汁でサッパリと食べられました。
っが


写真右上に写る小鉢の料理が鯖の味噌煮だと思ったら苦手な茄子の田楽で大ごさーーん


しっかりと確認してから注文しなくっちゃネ

食後は静岡ICで東名高速道路を降り、一般道で駿府城跡へは13時に到着。

14時からの参加枠で申し込みしてあったので、発掘現場の様子やこれまでの発掘作業で見つかった往時の瓦の一部などを展示する情報館『きゃっしる』内で涼みながら開始時間まで待機します。

DSC06140 posted by (C)MOTOARCADIA
体験参加した前日の7/7(金)から一般展示された金箔瓦。

DSC06144 posted by (C)MOTOARCADIA
これまでの発掘作業で姿を見せた天守台4辺のうち西側の一辺。

DSC06145 posted by (C)MOTOARCADIA

DSC06152 posted by (C)MOTOARCADIA
石垣は徳川家康が築城した当時から幾度となく改修が行われた事で規模や石の積み方が場所場所で違うのが見て取れるそうです。
また明治時代に入ってから帝国陸軍により破却されてしまったことから上側の一部は往時から低くなっているそうです。
これらはしっかりと資料として残っているので確認できたそうですよ。
また駿府城の天守台は江戸城の天守台よりも大きく、天守台だけで見れば国内最大規模だったそうです。
ただし、天守台に築かれた天守閣は天守台の4辺を廊下で繋がった廓(くるわ)で囲まれ、その内側に5層ほどの天守閣がある国内では例を見ない輪郭式の天守閣構造であったと推察されています。
詳細は図面などは現存せず、絵巻や屏風に描かれた絵柄からその様に推察されているそうですが、正確な情報では無いのでそれが天守閣再建の障害になっているのも事実だそうです

14時からの体験参加者はボクを含め15名ほどでガイドブックと参加記念品として缶バッチを頂きました。

DSC06188 posted by (C)MOTOARCADIA
受付の後は『きゃっしる』内で発掘事業の紹介ビデオ上映や、これまで発掘された展示品の説明の後、いよいよ一般者は立ち入れない天守台の中央部分へ移動します。

DSC06156 posted by (C)MOTOARCADIA
ボクの希望としては石垣の周りの土をスコップなどで掘りかえす作業かと思っていましたが、それらは重機で行うとの事で天守台中央部分で明治時代に埋め立てられた部分を『じょれん』という農具で土を削るようにして発掘作業をしていきます。

DSC06163 posted by (C)MOTOARCADIA
発掘作業員の中に混じって農作業のオバサンが一人いるよぅ

石などがゴロゴロと埋められているのですが、その中に往時の瓦の破片や遺構が混ざっているとの事で、さながら宝探し



市の職員さんも「宝探しでは無いので見つからなくてもガッカリしないでくださいね


隣でお子さん達が次々と瓦などの破片を見つけるにつけ、闘争心に火


実質、15分くらいの作業時間でもっとやりたい気分でしたが、あくまでも体験作業なのでこの位の時間が適正なのかもしれませんね

発掘作業の後はエアコン


DSC06170 posted by (C)MOTOARCADIA
形の違う数種類の拓本をとり、これらは発掘体験記念しおりに貼ってお土産として頂きました。

DSC06171 posted by (C)MOTOARCADIA
全てのプログラムを1時間ほどで行い、今回の駿府城天守台発掘体験は全て終了。

DSC06173 posted by (C)MOTOARCADIA
9月,10月の申し込み枠にはまだ空きがあるそうで、その頃には石垣の発掘作業も進み今とは違う景観の中で発掘体験が行える予定との事。
いつもならここで発掘体験の告知ページなどのリンクを貼るトコロですが、ボクは最近、戦国時代に興味を持ち始めた甥っ子を連れて再び参加したいと目論んでいるので、参加申し込みの倍率を高めないためにも詳細は教えてあげないよっ、ジャン


平成になって再建された東御門や巽櫓,坤櫓は今回は観光せず。
どんな建物かを知りたい方は昨年、訪れた際のブログをご覧ください。
2016/08/16
MOTOARCADIAは『にほんブログ村』に参加しています。
いつも当ブログを訪問して下さるマニアックな方はお気に入り登録後に下のボタンをポチッと,偶然当ブログに辿り着いてご覧になったブログ内容が気に入った方も下のボタンをポチッと押してランクアップにご協力をお願いします。

にほんブログ村
またfacebookもやっています。
是非、下の『いいね!』ボタンを押してお友達にシェアをお願いします。
当ブログをスマートフォンで閲覧される場合は写真が縦長ぎみに表示されることがあります。その場合はスマートフォンを横向きにして閲覧下さい。
2025 GWT第二弾 志賀草津道路ツーリング Day1-5(道の駅・北信州やまのうち)
2025 GWT志賀草津道路ツーリング Day1-4 (渋峠ホテル)
2025 GWT第二弾 志賀草津道路ツーリング Day1-3(中央分水嶺と日本国道最高地点)
2025 GWT第二弾 志賀草津道路ツーリング Day1-2 (鬼押ハイウェイ・万座ハイウェイ)
2025 GWT第二弾 志賀草津道路ツーリング Day1-1(長門牧場)
2025 GWT第一弾 荘川桜お花見ツーリング5(荘川桜)
2025 GWT志賀草津道路ツーリング Day1-4 (渋峠ホテル)
2025 GWT第二弾 志賀草津道路ツーリング Day1-3(中央分水嶺と日本国道最高地点)
2025 GWT第二弾 志賀草津道路ツーリング Day1-2 (鬼押ハイウェイ・万座ハイウェイ)
2025 GWT第二弾 志賀草津道路ツーリング Day1-1(長門牧場)
2025 GWT第一弾 荘川桜お花見ツーリング5(荘川桜)