平成最後の年に、ついに禁断の果実をかじっちゃいましたよ
この禁断の果実だけには手を付けずに大人しく乗るつもりだった愛車2号機のヤマハYZF-R25ですが、我慢が出来ずに貯まっていたポイントを最大限に活用してネット通販サイトでポチっとしちゃいました。
その禁断の果実とは、これ
どどーん
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YZF-R25用のスリップオンマフラーです。
バイク用品の総合商社である【
東単】という会社からYZF-R25(YZF-R3やMT-25,MT-03にも適用)シリーズのみで展開されている『MIGLIA』というオリジナルブランドで、マフラー作りには定評のある【アールズ・ギア】製となっています。
今回、YZF-R25のマフラー交換をするにあたり、フルエキを含め色々なメーカーを調べましたが、数あるマフラーメーカーの中でもボクは【アールズ・ギア】製を最優先に検討したいという希望を常々持っていました。
【アールズ・ギア】の既存ラインナップを調べたところ、その中にはYZF-R25用はラインナップにありませんでした。他の3メーカーのSS250クラス用はあるのにぃ…
色々と調べていくと【東単】から『MIGLIA』という製品がOEMとして販売されている事で【アールズ・ギア】ブランドとしてはラインナップから外した模様
価格はリーズナブルですが、【アールズ・ギア】製マフラーの中でもスポーツバイク用として展開されている『ワイバーン』の特徴である虹色のサイレンサーボディとチタン材を多くの部位で採用していたので、これをチョイスする事にしました
それにボクのカスタマイズのポリシーでもある『JMCA』マーク付きの車検対応品ですし。
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よく250ccは車検が無いからと爆音仕様のマフラーを確信犯的に取り付けている方を見かけますが、車検がなくともそれに準じたカスタマイズにするのが大人ライダーのマナーだと思っています。
受注生産かなと思ったら在庫があったのか、ポチった翌日には配送手続き完了の案内があり、あっという間に手元に届きました。
毎度のことながらDIYで交換したので、その作業手順を簡単に説明します。
STEP1:
開封してマフラーを取り出します。製品の表面には腐食防止のために油脂がべったりと付いているのでパーツクリーナーで十分に脱脂します。この作業を怠ると後々、焼けムラの原因になります。
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STEP2:
脱脂が完了したらボクは後々の洗車の容易性を考慮して、この時点でボクが愛用しているガラス系コーティング剤である【Bliss】処理を施します。
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するとこんなにも光沢のある輝きが
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STEP3:
STDマフラーを取り外すためにマフラーヒートカバー(Y字状のプラスチックカバー)の3本のボルトを取り外します。
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STEP4:
STDマフラーと触媒後端のメインパイプを繋いでいるマフラーバンドを緩めて取り外します。
この部分はナット側が溶接固定されておらず共回りするので、2つのレンチなどを使用して緩めましょう。
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STEP5:
タンデムステップステーに固定されているSTDサイレンサーの固定ボルトを緩めて取り外します。
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STEP6:
STDサイレンサーを引き抜きます。
この際、サイレンサーに固定されているヒールガードは取り外さなくても大丈夫です。
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これでSTDマフラーの取り外しが完了です。続いてスリップオンマフラーの取付です。
STEP7:
スリップオンマフラーに付属のマフラーバンドの向きに注意してパイプに通し、STEP5で取り外したマフラーステーにボルト(STD流用)を仮組します。
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STEP8:
タンデムシートを上から押すなどしてスイングアームを動かし、スリップオンマフラーと車体の干渉が無いか確認してからマフラーバンドとマアフラーステーの取付ボルトを本締めします。
付属の取り付け説明書には締め付けトルクが指示されていたので、ボクは手持ちのトルクレンチを使用してそれに従いましたが、トルクレンチが無い場合は手締めで止まったところから30度ほどの角度で増し締めするとひとつの目安になるかと思います。
※ トルクレンチを使用しない手締めのトルク管理方法はあくまでも参考ですので故障や破損を招いても当方は一切、責任は負いません。
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取付完了はこんな感じに
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【東単】のウェブサイト内の『MIGLIA』装着による出力・トルクの性能曲線によると全域で出力・トルクともに上乗せされています。
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※【東単】のウェブサイトより抜粋
マフラー重量もSTDの約2.8Kgから1.4Kgと半減し、片手で楽々と持ち上げられるほどの軽さです
マフラー交換のみでこれだけの性能向上が図れるとあれば、ルックス向上のみならず走りにも良い影響を与えてくれそうです
ここで当ブログで初の試みとしてマフラー交換前後でのマフラーサウンドを動画で公開しちゃいます
※ 停止状態でスマホでの録画につき音声がクリアでなかったり映像が乱れる事がありますがご容赦ください
◆STDマフラーのエキゾーストノート
◆『MIGLIA』スリップオンマフラー装着のエキゾーストノート
STDマフラーのルックスや性能に不満があった訳ではありませんが、交換すればやはり満足感は向上するもの
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擬音で表現するとSTDはシュイーーーンという高周波音が耳に残る印象ですが、スリップオンは
ギュイーーーンとやや音圧が高くなり硬い音質となります。
いわゆる『カムに乗る』と例えられる音はこういう音ではないのかと思ってしまう様なやる気になるエキゾーストノートです。
まだまだこの先も気になる部分のカスタマイズを行う予定ですが満足のいく仕様にしようとすると、やはりそれなりにコストはかかっちゃいますね
今回は久々に満足のいくカスタマイズだったわい
そして熱心なボクのブログ読者の方は薄々お気付きかもしれませんが、少し前から既に交換していたんですよね
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