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※△1　加筆修正しました。（2016.6.5）

愛車１号機にして盆栽号のMV AGUSTA F4が新車購入から３回目の車検を終えて、預けてあった【Taira Racing】さんから手元に戻ってきました

かなーり昔のGW前に…

車検のために入庫させた時のブログはこちら。


今回は通常の法定点検整備に加え、車検に関わらず年１回のタイミングで交換しているエンジンオイル＆オイルフィルター交換，冷却水，ブレーキ＆クラッチフルードなども交換しました。

決して安くはない消耗品の交換となりますが、エンジンから発する熱の影響でこれらの劣化が激しく、コンディションを維持するためには年１回での交換はMUSTなのです。

そして今回はこの先10年もの間、F4のコンディションをベストな状態で維持するために、MV AGUSTAのアキレス腱とも言える、とある部品の交換も行いました。

それはまさにアキレス腱ともいえる、リヤアクスルハブユニットです。


DSC09637 posted by (C)MOTOARCADIA

聞くところによると、初代MV AGUSTA F4とそのネイキット版であるブルターレの片持ち式スイングアーム（ホンダ風に表現するとプロアーム）に採用されているアクスルハブ部のベアリングが経年劣化により破損し、軸方向にガタが発生する事で走行不能になる事象が国内でも数件確認されているとの事。


DSC09635a posted by (C)MOTOARCADIA

概ね20000Kmほどの走行距離で不具合事象が発生している傾向があるとの事で、実際にボクもその不具合に見舞われた車両を見た事があります。

【Taira Racing】さんからも20000Km目前となった３回目の車検を機に予防処置として交換を提案されたので、思い切って交換する事にしました。

ただし、現在ラインナップされている３気筒シリーズや現行F4，４気筒ブルターレシリーズ等はボクが所有するモデル群ではないので、この不具合事象が発生する可能性があるのかか確認していませんのであしからず

よく、この手の不具合があるとすぐに「リコールすべき事案ではないのか」とお思いになる方がいらっしゃいますが、レーシングマシンを乗りっぱなしにするメーカーやチーム，個人オーナーっていませんよね
常に点検・調整・消耗品の交換をしてコンディションを最高な状態に維持する努力をしているハズです。

ちょっと大げさな例えになってしまいましたが、MV AGUSTAと付き合うには国産車とは違い、そのくらいの覚悟が必要なのです。


DSC09178 posted by (C)MOTOARCADIA

車検整備＋予防整備のために給料１ヶ月分が飛んでいく事態となりました。

そしてすぐに不具合に至るという訳ではありませんが、次回の１年点検を機に交換した方が良い部品や部位も指摘されたので、それまで定期的にチェックする事にします。

気付いていたけど、金がかかるイタリアン娘だなー

しかし、MV AGUSTA F4を所有し走らせる事ができるという事はプライスレスな喜びでもあるのでこの先も点検整備を怠らずに大事に乗り続けていきたいものです



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